残暑に芸術鑑賞

2012年09月17日

9月に入り、早くも「芸術の秋」を楽しみつつあります。

舞台で巨大な釣鐘を落とす、珍しい能「道成寺」。
七尾美術館の長谷川等伯・後期展。
リニューアルした金沢能楽美術館の能面展。(9月末ごろまで開催中)
東京の山種美術館や根津美術館も久々に訪問!

「和の美」って、凛としていて涼しさを感じます。
厳しすぎる残暑にピッタリかも。
だって今年は、芸術鑑賞に出かけるだけで汗だくですもん
気持ち悪い

ガラスの器に蕎麦

芸術鑑賞といえば、石川県にはこんな楽しみ方もあります。
飲食店で楽しむ「器と料理」のコラボレーションです。

今年お会いした、ある著名な美術館の館長さんに、こんなことを言われました。
「石川県には、器を楽しむ習慣が根付いていますね」

確かにそうかもれません。
最初の写真は、「そば×ガラス」。
金沢市内のそば屋さんが、
金沢在住のガラス作家にお願いしてつくってもらった器だそうです。

三代徳田八十吉の器とクジラ肉

次の写真は、「肉×九谷焼」。
クジラ肉にのせた酢味噌がアクセントカラーになっていますよね。
小松市内の日本料理店にて。
実は、この器は人間国宝・故三代徳田八十吉さん作です。

四代徳田八十吉の皿に刺身

続いては、「刺し身×九谷焼」。
海の幸と美しく調和した色味が印象的です。
こちらは四代徳田八十吉さんの器で、同じく小松市内の日本料理店にて。

石川には食を楽しむ工芸家、器を楽しむ料理人が、多数います。
互いに身近な存在であり、このような美が生まれるのだと思います。

このような環境で暮らすと、私のような素人も「よし、自分でも…」となるわけです。

モノトーンの九谷焼の皿と杯モノトーンの器と杯に盛り付け


我が家にある、九谷焼の器。
モノトーンが渋くてカワイイでしょGOOD。(能美市の作家、米田和さん作)
小さなおちょこには、お酒ではなく、ジャムとクリームチーズをINしてみました。
料理ではありませんが、器を楽しむ第一歩。

暑いけど、芸術の秋です。
食卓で芸術鑑賞、いかがでしょうか。