雪の中の朗読会

2013年02月19日

木枠のレトロな窓。
三方の壁を囲むように整然と並び、
外にはふわふわと雪が遊んでいる。

部屋の暖かさのせいか緊張はなかった。
読みなれない恋愛小説のストーリーに、静かに身を任せた…。

かわいいチラシまであったんです 感激
(かわいいチラシまであったんです 感激)

うふふ。きょうは小説風の書き出しにしてみました。
先日の石川近代文学館で開催した朗読会。
大勢の方が来てくださり、本当にびっくりしました。

あまりの寒さと雪に、
だれも来ないんじゃないかと勝手に思い込んでいたので…。
皆さん、ありがとうございました!

朗読の真っ最中
(朗読の真っ最中)

能登の民宿を舞台に繰り広げられる恋人同士の旅。
文学館の皆さんが、いつかこの小説で朗読会を開きたいと、
思っていた作品だそうです。

能登の空、能登の風景、能登の食。
すぐに光景が浮かび、味や香り、食感までもがふつふつとわいてきました。
主人公と年齢も近いせいか、感情もつぶさにわかりました。

朗読というより、
即興でピアノをはじいていくような演奏会の気分。
そんなひとときでした。

セピア色にしたわけは・・・

文学館の学芸員さんが、こうしめくくりました。

「ごくたまに、作品と朗読者とが”出会う”朗読会がある。
きょうは、まさにその日だった」

こんな不思議な体験をするとは、まったく想像していませんでした。

雪がもたらしてくれたのか、
お客さんがもたらしてくれたのか、
作品がもたらしてくれたのか―。

もしかしたら、〇〇古書堂の店主を意識して
ストールを羽織ってみたからか・・・。
あ、それはないですね。ハイ。
(勝手に写真をセピアにしてみたけど似ても似つかぬ…)

作品は小川糸さんの「さよなら松茸」(「あつあつを召し上がれ」所収)。
興味ありましたら、お読みください。

あ、ちなみに、こう見えて私も著作があるんですよ。
小説ではありませんが…。
「美奈のすっぴん日記」(能登印刷出版部刊)、こちらも興味がありましたらどうぞ…。笑