速報!現代書道二十人展開幕

2013年02月28日

そろそろ私の出番よ。
真っ青な空とまぶしい日差しが残雪に言い放つ。
春と冬の綱引きが始まりましたね。

簡単には決着がつかないこの勝負。
「春よ頑張れ」と言いたくなる、きょうの青空でした。

さて、「現代書道二十人展」が今年も始まりました。
開催期間が短いので(3月5日まで)、ぜひお早めにお出かけください。

香林坊大和にて

これまで北陸から、
東京・大阪・名古屋の会場まで出かけていたという人も多いとか。
金沢で最先端かつ最高峰の書道展が鑑賞できる貴重な機会です。

初日のギャラリートーク。
杭迫柏樹(くいせこ・はくじゅ)さんのお話は、去年以上に有意義なものでした。
「基本」「練習」「人間性」を重んじる姿勢はとても興味深く、
多くの人がメモをとりながら聞いていたのが印象的でした。

杭迫柏樹さんトークショー

実は、杭迫先生は、私の故郷・大三島をよくご存知です。
先生が師事した現代書道界の巨匠、故・村上三島さんは大三島出身。
子どものころから書を身近に鑑賞できる環境があり、
杭迫先生との出会いは、不思議な縁を感じています。

書は文字の芸術。
先生のお話を聞きながら、
心を込めて字を書くことの大切さを考えました。

大三島がご縁で・・・

「文房四宝」とは無縁の私の生活。
ふと、父愛用の硯箱が思い出されました。
墨をする音や香り。
幼いころ無意識に体感していたのに、はっきりと覚えています。
(父は今も愛用していると思いますが…)

恐らく少し前までは、どこの家でも、
日常に、筆があり、硯があったのではないでしょうか。

先生の直筆ですやさしくあたたかい字

今や、パソコンのキーボードに向かってカタカタと手を動かすだけ。
ケータイやスマホなら指一本で、思いを伝えられる時代です。
でも、便利だけを求めると、大事なものが消えてしまう気がします。

字を書こう。
そんな思いにさせられる展覧会です。

<お知らせ>
3月4日(月)午前11時 ?木聖雨さんギャラリートーク

香林坊大和8階
(トークショーには現代書道二十人展入場券必要)