涙の里 春蘭の里

2014年07月07日

アップがすっかり遅くなりましたが・・・。
「おしゃべり探訪in能登町」ブログ版のしめくくりです。

「あの放送で、私ももらい泣きしました」。
そんな声を今でも聞きます。
「春蘭の里 農家民宿きむら」
忙しい日々を過ごしている皆さんに、おすすめしたいスポットです。

春蘭の里

高齢化が進む奥能登。
限界集落と呼ばれる地域が幾つもあります。

故郷の将来のためにと立ち上がった農家の人々。
試行錯誤で始めた農家民宿は、今では50軒近くに増えています。
全国でもこのような地域は他にありません。

「砂糖もみりんも卵も使わない」。
お母さんの作る料理は、素朴ですが、非常に手間がかかっています。
口の中から心にしみ通ってきました。
たけのこご飯をほおばれば、味わったことのないお米の食感。

春蘭の里

「これは普通のお米ですか?」
「ここで育てたコシヒカリ」

ちょっと小粒で、1粒1粒に歯ごたえがあるご飯。
聞けば山の水を水田に引き、料理もすべて山の水を使っているそうです。

若い息子たちも、農家民宿を生業にしようと真剣。
仕事として成り立てばIターンして来てくれる仲間ができるんじゃないかと、
地域のために奮闘しています。

春蘭の里

「おばあちゃんの漬け物も、おいしいね。全部おいしい」
「良かったねえ」

自分の料理の腕を自慢することなく、私が喜んだことが嬉しいおばあちゃん。
里山の空気と水で育った野菜や魚、そして家族。
食べ終わると、心と体がデトックスされたようでした。

木村さん一家は、こう言います。
「何にもないのに、これでいいのかな」って。

「山もある。水もある。素晴らしい景色もある。何もかもそろっていますよ」
奥能登には日本の原風景が残っていると、私は思いました。

お昼ご飯だけの申し込みも可能ですが、たっぷりと時間をつくってお過ごしください。
なぜなら、1日1客限定なのです。
あなたのためだけに、野菜を収穫し、ご飯をつくって、待っていてくれますよ。

さて、冒頭に書いた「もらい泣き」の話。

春蘭の里

木村さん一家は「土曜はドキドキ」の大ファン。
中でも「ぶんぶんボウル」の2人が大好きです。
取材のお礼にと、持参したぶんぶんボウルのサイン色紙。
サプライズで渡すと、泣きながら喜んでくださいました。

その涙が、あまりに清らかで。
私までもらい泣きしてしまいました。

このシーンを少しですがVTRで紹介。
すると、それを見ていた中継先のぶんぶんボウルまで、
もらい泣きしてしまいました。

お笑いコンビが見せた素顔。
これまた清らかな涙で、私はまたもらい泣きしてしまいました。

春蘭の里
(農家民宿きむらの皆さんとぶんぶんボウル)

ちなみに、ぶんぶんボウルの2人は、あれから木村さん一家に会いに行ったそうです。
感動のご対面になったのではと思います!

ぶんぶんボウルとの出会いは、テレビのレギュラー出演などまだまだの頃でした。
恥ずかしくて封印していた写真ですが、チラリ。

ぶんぶんボウル

2人が人気者になった今では、貴重な1枚かもしれませんね。
テレビの仕事ではなく、地域の小さなイベントで超まじめに大喜利に挑む我々です。

おしゃべり探訪in能登町の余韻は、やさしく長く、今も続いています。
能登町への感謝をこめて、ずっとかみしめていきたいと思います。
能登町の皆さん、本当にありがとうございました。