続・ツウが通う金沢穴場

2014年11月18日

音楽 ご案内 音楽

霊峰白山の四季

−神々しさに魅せられた人たち−

11月22日(土)午後5時放送

ナレーションを担当します
「百四丈の滝」をはじめ絶景をお楽しみください

羊 羊 羊

ブリ起こしがけたたましい夜。
冬への覚悟、とでもいいますか。
気が引き締まりますね。

白山の番組、よかったらぜひご覧ください。
心が癒される映像です。

さて、「土曜はドキドキ」でお送りした「ツウが通う金沢の穴場」特集。
ブログ後編です。

【まちなかの静寂 鈴木大拙館の朝会】

金沢の建築美を楽しむスポットとしても有名になってきた、鈴木大拙館。
アメリカなどでとても有名な仏教哲学者、
鈴木大拙(金沢生まれ)の書や著書を展示しています。

本多の森を借景にした「水鏡の庭」は、
以前にニュースで特集したこともありますが、
毎日様々な顔を見せる不思議な場所です。

鈴木大拙

ひときわ静かな早朝、「水かがみの庭」と「思索空間」に入れる企画。
それが「朝・思索のすゝめ」です。
奇数月の最終日曜日の朝に開催。(1カ月前から申し込み受け付け)

ジェニーは朝のストレッチを。
私は座禅を組んで過ごしました。
読書でも瞑想でも、静かにしていれば自由に過ごせます。

300円で朝7時半から40分ほど。
金沢の特別な時間を体験することができます。
雨の日も雪の日も素晴らしいので、ぜひ…。
(知る人ぞ知る会ですが、お早めに申し込みを)

全国初の写謡の会が金沢で】

金沢を代表する文化の1つが能です。
「加賀宝生」が育ったこの土地には、金沢能楽美術館という珍しい美術館があります。

能の美術館が公設であるということで、
金沢には気軽に能文化にふれる機会がたくさんあります。
中でも、全国で初めて始まった企画「写謡(しゃうたい)の会」は見逃せません。

金沢能楽美術館

写経のように、筆ペンで謡本(能のセリフ本)の文字をなぞります。
ちなみに、向かって左がジェニー、右が私です。
ジェニーはロシア人なのに、漢字もなかなか上手ですね。
5分あまりで書きました!
(ジェニーはハーフではないんです。日本に留学して習得した才女です)

金沢能楽美術館

謡本も蔵書の中から厳選し、古い時代の貴重なものを使うときも。
山内さんという学芸員の発案で始まった企画は今や大人気です。
精神性も磨かれる、大変清らかな時間。

写謡のあと開かれるのが、謡のミニレッスンです。
講師は金沢能楽美術館のサポーターを務める、若手能楽師の方々。
この日は、シテ方の渡邊茂人さんでした。

金沢能楽美術館

開催日によって教材は変わり、私たちは「高砂」の最後の一節。
お腹から声を出して、吟じるようなうたい方に初挑戦しました。
うまくできませんでしたが、大変楽しいレッスンでした。

能を見に行くのが好きなので、自分で謡をするのは貴重な体験でした。
年をとったら、いつか習いにいこうかな…。

羊

金沢の人ほど、金沢を愛する人はいないでしょう。
景色に惚れ、味に惚れ、文化に心を震わせます。
幾度となく惚れ直し、年を重ね、身も心も「金沢の人」になっていくのだと思います。

2度目、3度目の金沢、という観光客の皆様。
ぜひ、このような穴場があることをお見知りおきください。
低料金で市民レベルに浸透した美と文化を、感じだていただけたら幸いです。