「幻の窓」とご対面

2011年05月16日

HAB開局20年。
報道フロアも、ハタチを機にバージョンアップすることにした。

といっても宝くじに当たったわけではないので、ほんの一角の話。
でも、これが予想以上の反響だ。

改装後にフロアを訪れた他部署の社員ばかりか、
出勤してきた報道部員までも声を挙げる。

「おぉ!いいねー」

トータルデザインしたTデスクは、そのうち本でも出すかもしれない。
「失敗しない報道フロアの整理術」なーんて。


上は、改装前のフロアの写真。
雑然とした壁が見える。
貼られているのは、長年にわたってHAB報道部を「壁から支えてきた」品々だ。

一方のテレビが並ぶ壁は、スタジオから窓ガラス越しに見える位置にある。
その昔、昼ニュースや土日のニュースで、アナウンサーの背景となっていた。

  

HAB報道部の歴史を知る物が、すべて取り払われた。
すると、思い出にひたる社員たちを、一筋の光が照らした。

「これは・・・」

テレビ棚を撤去すると、大きな窓が出てきたのだ。
棚が設置されたのは開局当初という。
そのころからいる者以外は、存在すら知らなかった。

いわば「幻の窓」。
20年目にして、我々報道部員を照らすこととなった。

現在、張り紙だらけだった壁には、真新しいテレビが並ぶ。

Tデスクによれば、まだ完成というわけではない。
だが、「ほんの一角」のバージョンアップで、報道フロアのイメージががらりと変わった。

「気は心」。
この変化が、日々のニュースにそろそろ現れてくるかもしれない。

なお、編集長も、窓の存在を知らなかった1人である。

 

コチゲン編集長
(開局3年目入社)