福島名物

2011年10月31日

先月、ANN取材団の応援出張で福島県に8日間行ってきた。
福島市内に滞在し、災害対策本部を連日取材した。

本部には、KFB福島放送(ANN系列の福島県の局)の人も常駐している。
出張初日、夜の福島市を案内してくれることに。
仮にAさんとしよう。

Aさん「何か食べたいものありますか?」
私「せっかくなんで福島市名物を」

行った店で出てきたのが福島名物:円盤餃子

見た目のインパクトもさることながら、
Aさんは、餃子のたれにたっぷりと生ニンニクを入れ始めた。
真似をすると確かに美味い。
が、翌日の仕事に影響しないか気になった。

Aさん
「なにを言っているんですか!
地元ではこれを毎日とは言わないまでも、二日に一度は食べている!
ということは、二人に一人は、前日にんにくを食べていることになるんです」

Aさんの理論に妙に納得した。
次に出てきた水餃子と円盤餃子をつまみに、福島の初日を終えた。

翌日から、
食べに行く先々でメニューに餃子があると迷わず餃子を注文
福島の餃子は本当に美味い。

そして、出張も終盤。福島最後の夜・・・。
別のKFBの人と夜の街に出かけた。
仮にBさんとしよう。

ここでも私は迷わず餃子を注文。

Bさん「餃子大好きなんですね」


いやいや、餃子好きはそっちでしょうと思いつつ、私は答えた。


「福島市の人が二日に一回は食べる名物と聞いたので、
色々な店の餃子を食べ比べようと・・・」

すると、Bさんは笑って言った。

Bさん
「確かに福島市の名物にしようという動きもありますが、
二日に一回食べるほどの市民食ではないですよ。
それもそんなに生ニンニク入れて・・・」

私「・・・」

振り返ってみると、昼に別の人と行ったラーメン屋で
サイドメニューの餃子を頼んだのは自分だけ
コンビニでも餃子を温めてもらったのは自分だけ

福島市の円盤餃子は確かに福島市の名物ではあるが、
市民が二日に一回は食べるというのはどうも違うようでした。

初日のAさんとの夜が、私の福島出張をニンニク漬け、いやいや餃子漬けにしたようだ。

長靴王子