感動の名場面

旅行が趣味の私は年に一度の海外旅行に行くことが一番の楽しみである。
学生時代の貧乏旅行から数えるとすでに、25カ国くらいは行っただろうか?
その中で一番忘れられないのが卒業旅行で行ったアフリカ、ケニアへの旅行だった。
なぜアフリカに行ったかといえば大学2年生の時にアフリカ旅行に行った先輩に見せてもらった
ケニア、ナクル湖のフラミンゴの写真がきっかけだった。
湖に見渡す限り、ピンクフラミンゴが埋め尽くしている、そんな1枚の写真だった・・・。
どうしてもその写真のフラミンゴを生で見てみたい。必ず行こうと決意した。


それから2年後、卒業旅行は女性2人でナイロビまでの航空券とガイドブックを手に、ホテルの手配もせずに旅にでた。
今思えば、よく親も許してくれて、なんと怖いもの知らずなことをしたと思うが、やはり若かったのだと思う。
そしてナクル湖国立公園を訪れた。目の前にはずっと憧れていたピンクフラミンゴの大群が・・・本当に感動した。

 

でもフラミンゴだけではなく、アフリカという大地の大きさにも感動した。
そして、人懐っこく正直者で、やさしいアフリカの人たちにも・・・・。
どこまでも続く大きな大地、そんな大地に沈んでいく夕日を眺めているだけで
地球の大きさと自分の存在の小ささを知ることができる。
また、ゾウやキリン、シマウマなど無数の動物たちを見て、生命の神秘を考えさせられた。
そしてアフリカは私の大好きな場所となり、この旅行は最高の思い出となった。

 


  


大好きといっても、簡単に行ける場所ではない。往復するだけで、3日間はかかってしまう。
仕事を始めて6年、長期で休みを取れるチャンスがあり、その感動の場面をどうしても、もう一度みたくなった。
前の旅行を快く許してくれた両親にも同じ感動を味わってほしくて、今度は両親を連れて同じアフリカ、ケニアに行くことにした。
次はいつ行けるかも分からないので欲張って3つの国立公園をまわった。
今回の感動の名場面はヘミングウェイも滞在したといわれているアンボセリ国立公園で見つけた。
スワヒリ語で「輝く山」を意味するアフリカ大陸の最高峰キリマンジャロをバックにアフリカゾウの親子がゆっくり歩いていた。
その雄大な場面を見た瞬間、ああ、やはりアフリカに来たんだという感動がこみ上げてきた。

野生動物の姿はもちろん、世界遺産もテレビでもきれいに見ることができるが、やはり何かが違う。
グルメとショッピングを楽しむ旅行も楽しいが、アフリカ旅行はそんな楽しさでは語れない感動がある。
時間もかかるし、お金もかかる。おいしい食事なんてめったにない。でもそれ以上の感動があるのではないかと思う。
あれから7年、もうそろそろ感動の名場面を見に行きたくなっているものの、次に行けるのはいつのことだろう・・・。
でも、もう一度必ず名場面を探しに行きたいと思う。

 

 

東京支社  名場面ハンター

2010年02月26日