皮や石膏など様々な素材と漆を組み合わせた造形美が光る作品展が金沢市のギャラリーで開かれています。
金沢市のギャラリー「アートショップ月映」で3日から始まった「素きかたちURUSHIwork展」
県内外で活躍する漆作家4人が、作品の土台となる「胎」に木や皮、布などそれぞれ異なる素材を使い、独創的な世界観を表現しています。
金沢市在住の金保洋さんは、主に型を取るときなどに使われる粉状の石膏に着目。白く無機質な石膏が、液体の漆を吸うことで強度を増し、色漆で彩ることで生命力が宿ります。漆作品でありながら、鉱石のようにも見える力強い風合いが魅力です。
「素きかたちURUSHIwork展」は、21日までアートショップ月映で開かれています。
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様々な素材と漆を組み合わせた造形美 金沢で作品展
(木)