県は来月から、障害があるアーティストが手がけた作品を民間企業などに貸し出す事業を始めます。
障害者のアート作品の貸し出し、「アートレンタルいしかわ」は、障害者への理解を深め、自立支援につなげようと県が来月1日から始めます。
事業開始に先立ち、県庁ではきょうキックオフセレモニーが開かれ、作品を手がけた特別支援学校の生徒や、障害者施設の利用者らが参加しました。
対象の作品は58点で、民間企業や公共施設などに1点につき月額4000円で貸し出します。このうち1000円を作者に還元し、制作費などにあててもらう予定です。
県庁の1階待合コーナーや19階などでは、すべてのレンタル作品が順に展示される予定です。「アートレンタルいしかわ」は来月1日から始まり、県の特設ホームページから貸し出しの申し込みを受け付けます。
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障害者のアート作品を企業にレンタル
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