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2024年 秋季高校野球 石川県大会決勝 金沢が小松工業に勝ち14年ぶりの秋優勝

北信越大会、そして、来年春のセンバツ甲子園大会につながる、秋季高校野球 石川県大会。決勝戦に勝ち上がったのは小松工業と金沢でした。ともにノーシードから勢いに乗っての決勝進出です。

シード校の星稜・航空石川を撃破して勝ち上がってきた金沢、一方の小松工業も金沢学院大学附属と小松大谷、シード2校を破っての決勝進出です。

試合は序盤から動きます。

1回に2点を先制した金沢は2回オモテ、2アウト2塁で2番・寺下。高く舞い上がった打球はそのままスタンドに飛び込む2ランホームラン。リードを4点に広げます。

一方の小松工業ですが、この試合も守りで見せます。

3回オモテ、1アウト2塁のピンチ。速い打球を好捕したピッチャー宮西、サードに送球!ランナータッチアウト。

さらに次のバッターの初球に盗塁阻止!

小松工業、堅い守りでピンチを切り抜けます。

しかし6回オモテ、攻める金沢は1アウト1塁から1番・堀がライト前ヒット。ランナーは3塁へ。打った堀も2塁に、ここはタッチアウトになりますが、この間にランナーがホームイン!準決勝でも見せた頭脳的な走塁で金沢が追加点を奪います。

小松工業は7回ウラ、2アウトランナー2塁から1番の橋本がタイムリーヒット!これでようやく1点を返します。

さらに2番・野村がしぶとく内野安打で続くと、3番・キャプテンの東!

タイムリーヒットでもう1点返して5対2。

小松工業スタンドの盛り上がりも最高潮に!

ここで金沢は先発の佐原から、サイドハンドのリリーフエース・庄田にスイッチ!

打席には4番・宮西。

ここは金沢バッテリーが冷静にピンチを切り抜けます。

それでもあきらめない小松工業は、8回オモテの守り、キャプテン東がダイビングキャッチでチームを鼓舞します。

しかし金沢は2番手の庄田、最後は能美と、3人の投手リレーで小松工業を振り切り、14年ぶりの秋の石川県大会優勝を果たしました。