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災害の影響も…奥能登を中心に人口の減少が続く

地震で大きな被害を受けた奥能登の4つの市と町で、
今年1月から先月までに4000人近く人口が減っていることが分かりました。
県がまとめている市や町ごとの統計によりますと、
珠洲市、輪島市、能登町、穴水町を合わせた人口は、1月1日の時点で
5万5213人でした。9月1日の時点では5万1465人となり、3748人減りました。
自治体ごとに人口の推移をみると、珠洲市では1万1721人から1万782人、
輪島市では2万1903人から2万138人、
能登町では1万4277人から1万3637人、
穴水町では7312人から6908人となっています。
地震により仕事や住まいを失い、ふるさとを離れる人がいたことも、
人口が減っている要因とみられます。
また県全体の人口も110万7848人から109万9086人となり、
110万人を下回りました。
110万人を下回るのは1978年以来46年ぶりだということです。
9月の豪雨により、奥能登では今後も人口の減少が続く恐れがあります。
被災地からはインフラの復旧やなりわいの再建に加え、
住まいの確保などきめ細かな支援を求める声があがっています。