北陸新幹線の敦賀延伸を受け、東北と北陸を結ぶ乗り換えなしの直通新幹線が、５年ぶりに運行されました。

２９日午前１１時２０分ごろ、金沢駅に到着したのは「北陸まっしぐら～冬の陣～」号。

盛岡を出発し仙台や福島など東北からおよそ７００人を乗せ、乗り換えなしで北陸にやってきました。

この東北と北陸を結ぶ直通新幹線は、２０１５年の北陸新幹線開業を機にＪＲ西日本と東日本が合同で企画し、仙台ー金沢間で運行していましたが、新型コロナの影響で２０２０年以降運行を見合わせていました。

今回北陸新幹線敦賀延伸を受け、５年ぶりに運行。盛岡駅と敦賀駅が直通で結ばれるのは今回が初めてです。

金沢駅には停車駅の中で最も多いおよそ３２０人が下車し、ミス加賀友禅や、ひゃくまんさんが出迎えました。

震災を経験した東北からの直通新幹線。「石川を応援したい」という気持ちで乗車した人も…

乗客は１泊２日で金沢市周辺を観光し、３０日の直通新幹線で東北に戻る予定です。