今シーズン最強の寒波に覆われた石川県内では10日、路面の凍結などによるスリップ事故が相次ぎました。
金沢市の最低気温はマイナス0.3℃と、この冬初めての氷点下となりました。
こうした中、各地で路面が凍結し県内では午前9時までの24時間に155件のスリップ事故が起き、10人がけがをしました。
最低気温がマイナス1.2℃まで冷え込んだ輪島市。
稲屋町の仮設住宅ではこの冬初めてまとまった積雪となりました。
仮設住宅のウッドデッキは滑りやすいため、住民らは力を合わせて雪かきをしていました。
能登町鵜川の仮設住宅でも住民らが雪かきに追われました。
仮設住宅の雪はどこへ捨てればよいのかと戸惑いを口にする住民もいて、大雪になった場合の新たな課題となりそうです。
気象台によりますと、11日朝までに予想される県内の降雪量は多いところで加賀の平地で5センチ、山地で15センチ、能登の平地で4センチ、山地で6センチとなっています。
警報級の大雪の恐れはなくなりましたが、11日にかけて雪が降りやすい状況が続きます。
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最強寒波でスリップ事故、仮設住宅では除雪も
(金)