今年1年の漁の始まりを告げる起舟祭が10日、輪島市で行われました。去年は震災の影響で中止となったため2年ぶりの開催です。
起舟祭が行われたのは、輪島市の海士町です。例年は当番衆が神社に集まって執り行いますが、神社は地震による土砂崩れで使えないため、海士町自治会館に集まりました。
当番衆も復興業務のため参加が難しい人がいたため、今年はおよそ半数の6人が参加しました。参加者は祭壇に榊を手向けたあと、輪島塗の棒に御幣(ごへい)をつけた「被せ幣」でお祓いを受け、海の安全を祈願しました。
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輪島で2年ぶりの起舟祭
(土)