石川県珠洲市の蛸島漁港で、クジラが死んだ状態で浮いているのが見つかりました。目撃情報などからクジラは死後1週間以上経っていると見られています。
漁師の山崎さんは、1週間ほど前に漁に出たところ、珠洲市蛸島漁港の沖合300メートル付近でクジラの死がいを見つけました。
見つかったクジラは体長5メートルほどで、13日午前には漁港の岸壁の外側に浮いていました。
山崎さんはこの場所で60年近く漁をしていて、泳いでいるクジラは見たことあるが、死んだクジラは初めて見たということです。
このクジラについて能登町の「のと海洋ふれあいセンター」に分析を依頼しました。
珠洲市によりますと漁協から相談があれば処理について検討するとしています。
専門家は「病気で死んだ可能性があることや腐敗が進んでいることなどを踏まえ、クジラに近付かないように注意してほしい」と呼びかけています。
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珠洲・蛸島でクジラ死がい見つかる
(木)