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のと鉄道 震災語り部観光列車の運行を開始

能登半島地震で大きな被害を受けた、のと鉄道の全線運転再開から1年。震災の記憶を後世につなぐ「語り部列車」の本格運行がはじまりました。

2024去年4月6日に全線で運転を再開したのと鉄道では、記憶を風化させないために、被災した3人の社員が乗客に被災地の状況や教訓を伝える「語り部列車」を、去年9月から運行しています。

これまでは旅行会社によるツアーなどの団体利用で一般車両を使用していましたが、6日から観光列車「のと里山里海号」を使用し、個人乗車が可能です。

6日は去年7月、語り部列車運行にあたり交流を重ねた岩手県・三陸鉄道のガイド千代川らんさんほか関係者に加え、一般客と招待客およそ40人が乗車。

穴水駅から七尾駅のおよそ45分間乗客は語り部の宮下左文さんによる1月1日、乗車当時の話に耳を傾けました。

語り部列車は5月11日までと、7月19日から8月31日までの土日祝日に、1日3往復します。乗車には電話やWEBでの予約が必要です。