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羽咋 空き家バンク成約率 過去最高に

ある町の空き家バンクが人気です。その町はズバリ羽咋市です。空き家バンクでは使われていない家を売り買いしたり、賃貸として貸し出すための情報を市町が提供しています。羽咋市では2020年度11件だった空き家バンクの成約件数が昨年度は51件と大幅に増えています。その原因はなんなのか取材してきました。羽咋市の空き家バンクを運営するまちづくり課の崎田課長によりますと羽咋市は奥能登だけでなく氷見市にも近いということで拠点にする方が増えているそうです。また、移住者にも好まれているといいます。新たな物件登録のための撮影に同行させていただきました。木造2階建てのこの住宅は住民が金沢市に引っ越したためおよそ7年間使われていません。より成約しやすくなるよう1月から導入されたのは「仮想現実VR」です。360度カメラで撮影することで写真よりもさまざまな角度から物件を見ることができます。羽咋市によりますと去年の調査で市内におよそ1000軒の空き家があることが分かりました。羽咋市の空き家バンクでは今後の取り組みとして内覧に来た方にその物件がある町会の情報・町会費がいくらか・ゴミ当番がどれだけあるか・夏祭りの有無を提供することで移住におけるミスマッチを減らしていきたい考えです