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珠洲市仁江町 犠牲者を合同弔い

能登半島地震で土砂崩れが発生した珠洲市仁江町できょう地域住民による地震と豪雨の犠牲者を弔う法要が営まれました。

珠洲市仁江町では能登半島地震による土砂崩れで住宅1棟がのみ込まれ、9人が犠牲になりました。きょうは能登半島地震と能登豪雨で犠牲となった仁江町と近隣地域の15人を弔う法要が営まれ、住民などおよそ20人が参列しました。

法要では地震後に珠洲市などで炊き出しを行ってきた愛知県にある昭蓮寺の石黒友大住職が読経をあげ、参列者が犠牲者を悼みました。仁江町の山下悦子さん。地震で膝を骨折し病院に搬送されましたが、去年の1月7日エコノミークラス症候群で亡くなりました。災害関連死に認定されています。

仁江町は能登半島地震のあと避難指示が出され、去年5月には全世帯が長期避難世帯に認定。集落に住むことができなくなり住民は今回の法要に合わせ仁江町に戻りました。また去年9月の能登豪雨では集落のおよそ半数の住宅が土砂に飲み込まれ、今も土砂の撤去作業が行われています。