金沢市の兼六園では雪の季節を前に恒例の雪つり作業が始まりました。

兼六園では北陸特有の重い雪から樹木を守るために、毎年１１月１日から雪つり作業を始めています。

例年は園内一の枝ぶりを誇る唐崎松から始めますが、１日は朝方まで降った雨で高所での作業が危険なため低い松の木から作業を始めました。

３連休の初日ということで園内には大勢の観光客が訪れ、リンゴ吊りという伝統的な技法を見守っていました。

兼六園では１２月中旬までにおよそ８００カ所に雪つりを施し、冬を迎える準備を整えます。