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15年ぶり 金沢海保に潜水士を配置

金沢海上保安部の巡視艇「かがゆき」に潜水士4人が15年ぶりに配置され、23日、金沢港で潜水訓練が行われました。

金沢海上保安部の巡視艇「かがゆき」に配置されたのは、20代から30代の潜水士4人です。

23日は「潜水訓練始め」が行われ、海底から10キロの重りを持ち上げて運んだりロープを伝い船に上がったりしてました。

海上保安庁では、毎年、救難体制の見直しをしていて15年ぶりに金沢海上保安部に潜水士が配置されました。

金沢海保の管轄する海岸線は、約140キロで、砂浜で漁業やマリンスポーツなどで利用されています。

海難事故が多く発生していることなどから、潜水士の配置が決まりした。

管内では去年17件の人身事故が発生し、8人が死亡しています。

これまで救助に潜水士が必要な事案が発生した際には、富山や新潟から派遣されていました。

今後は管内に配置された潜水士が現場に向かうため、初動が早くなることが期待されます。