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【石川】隆起被害の漁港 約1年4カ月ぶりに水揚げ

能登半島地震で海底が4.1メートル隆起した石川県輪島市の鹿磯漁港で、
震災以来初めて、水揚げ作業が行われました。
約1年4カ月ぶりに活気が戻ってきました。
輪島市門前町の鹿磯漁港は、地震の被災地にある港では最大となる、
4.1メートルの隆起を観測。これまで地元の漁船は、別の港に水揚げしてきました。
漁船をとめるには、2メートルの水深が必要です。
このため県は港を埋め立てる応急復旧工事に着手。
最大70メートル沖合まで陸地とし、水深を確保しました。
4月上旬に工事が終わり、25日、約1年4カ月ぶりに水揚げ作業が行われました。
定置網漁に出ていた船団、門前大敷が港に戻ると、旬のサワラやサバ、アジなど、
約2トンの魚が次々と水揚げされました。地元の仮設商店街で飲食店を営む男性も、
早速買い付けに訪れていました。