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【シモダ目線!】 金沢市内 コメ価格ガチ調査! 大都市圏とは少し違う? 石川県のコメをめぐる実態は

北陸朝日放送・下田武史アナウンサーの視点で石川県の今を伝える、ふむふむ水曜コーナー「シモダ目線!」

今回は、世の中の注目を集めているコメの価格について、身近な石川県内の現状をお伝えします。

2024年から続くコメ価格高騰、のちほど県内の価格も出てきますが、まずは全国平均、直近の数字は5kgあたり4260円。

前の週には過去最高値をつけ、去年の倍ほどの価格です。

こうした高騰を受け、政府は3月から備蓄米を放出してきました。

さらに、先月下旬からは古古米と呼ばれる2022年産や、古古古米・2021年産が随意契約で、どんどん放出されました。

こうしたコメは、まだ大都市圏でしか店頭に並んでいませんが、まもなく石川県にもくる見込みです。

街で反応を聞いてきました。

金沢市内街頭インタビュー
「ちょっと安くなってくれた方がありがたいんですけど」「工夫して味付けとかすればみんなおいしく食べてくれると思うので」
「5kg2000円の備蓄米、石川に来るのは期待はしていますか?」「あまりしていないです。スーパーに行ったらまだお米売っているし、県外の実家の母に聞くとあまり米が売っていないと聞くので、そう思うと売っているのかなって思っています」

確かに、品薄にはなっているけど、売り切れてはいないな、と感じますね。

全国ニュースで見る印象と石川県の実態は少し違うのかなと。

そこで、石川県のリアルな価格について、調べてきました。

下田アナウンサー リポート
「金沢駅の西口にきています。スーパーやドラッグストアなどが多く立ち並ぶこのエリアを回ってお米が実際にいくらぐらいで売られているのか見ていきます」

駅西から、臨海エリア、さらには西部エリアまで、全ての店とは言いませんが、スーパーやドラッグストア9つのお店を回りました。

対象は、そのお店で売り切れずに、実際に売り場に並んでいる一番安い「国産銘柄米」の5キロあたりの価格です。

「ただ価格を見て出てくる」のも申し訳ないので、各お店でお買い物をするというマイルールも徹底しました。

その結果をモニターにまとめました。2025年6月3日に9店舗回ったうち、安い順に並べてみました。

3700円台というお店もありました。

石川の場合、県産の「ゆめみづほ」や「にじのきらめき」「ひゃくまん穀」など、安くておいしい銘柄米が、全体の価格を抑えているのかなと感じました。

今回、回ったあるお店では、今月・2025年6月中旬ぐらいに随意契約米が入荷する見込みだということで、石川県でも、今後、どう価格が動いていくのか注目です。シモダ目線!でした。