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富山電気ビルで戦災の傷跡見つかる

1945年8月の富山大空襲で焼け残った富山市の登録有形文化財
「富山電気ビルディング」で、戦災の傷跡が見つかりました。
1936年に建てられた「富山電気ビルディング」は現在、耐震改修工事が
進められています。工事の過程で建物の一部を解体したところ、
中から波打つように変形した鉄骨や、黒くすすけた天井、コンクリートに埋まった
木レンガが焼けて炭になっているのが見つかりました。
「富山電気ビルディング」は、1945年8月の富山大空襲で屋根に焼夷弾が落下し、
天井が焼け落ちるなど大きな被害がでました。
終戦後、GHQの接収解除を経て全面改修を行っていたため、
戦災の傷跡が80年間人目に付くことはありませんでした。