奥能登地域以外の石川県内の高校生が、能登半島地震の被災地を訪れ、その現場を見ることで防災や減災について考える学習会が輪島市内で行われました。
この学習会は、県教育委員会が実施しました。
輪島市で行われた学習会には、羽咋工業高校の1年生75人が参加しました。
生徒は2つの班に分かれ、輪島市門前町の總持寺祖院を見学しました。
寺の関係者は、地震発生時には渡り廊下が倒れ、初詣に来ていた人が下敷きになったと当時の状況を説明。
また2007年の能登半島地震からの復旧作業で耐震工事をしたにも関わらず、本堂などが9センチほど傾いてしまったことを伝えました。
この防災学習は今後も実施され、奥能登地域以外の県立高校32校の生徒が被災地を訪れる予定です。
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奥能登地域以外の高校生が被災地を見学
(木)