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野々市市がいじめ調査報告書を公表

野々市市でおととし中学3年生だった女子生徒がいじめを理由に
市外へ転校せざるをえなかった事案を受け、
市と教育委員会は調査報告書と再発防止策を公表しました。
公表されたのは、弁護士などで作る調査委員会がまとめた98ページに及ぶ報告書で、
今年3月、野々市市の教育委員会に共有されたものです。
それによりますと、おととし、市内の当時中学3年生の女子生徒が修学旅行の
グループ決めなどでいじめを受け学校に行けなくなり、2学期から市外に転校しました。
市はこの事案を重大事態と判断し、4日の臨時会議で大久保邦彦教育長が
報告書とこれを受けた再発防止策を市内小中7校全ての校長に説明しました。
防止策の中には、市がいじめ防止条例を新たに整備することや、
教育委員会の指導主事を増員し、各学校の教員に直接いじめ防止の指導を
行うことなどが盛り込まれています。報告書と再発防止策は
教育委員会のホームページと窓口で今年10月3日まで公表されています。