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野村萬斎さんが被災地の高校生を招待

県立音楽堂のアーティスティック・クリエイティブ・ディレクターである野村萬斎さんが自身がプロデュースした公演に能登高校と門前高校の生徒を招待しました。この学校公演は地震で学校行事が少なくなっている能登の高校生に劇を鑑賞してもらおうと企画されました。去年に引き続き2回目です。「山月記」と「名人伝」の2つの作品が上演され能登高校と門前高校の生徒合わせて390人が鑑賞しました。「山月記」は詩人として名を残そうとした李徴が絶望と挫折感に苛まれ虎になってしまう物語です。高校の国語の教材にも使われていて生徒は作品を読んでから鑑賞しました。作品の中の有名な一説も演劇で見ると新たな発見があったようです。野村萬斎さんは特に能登の高校生に本格的な劇場で鑑賞してほしいと、来年も別の高校を招待し学校公演を続ける予定です。