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海底に崖 能登半島地震の活断層か

富山大学と金沢大学の研究グループは、輪島市沖の海底で12メートルほどの崖を見つけたと発表しました。能登半島地震を引き起こした、活断層とみられるということです。富山大学と金沢大学の研究グループは、7月19日と20日に輪島市沖の海底を水中ドローンで調査しました。その際、海岸から5キロほど離れた地点で、およそ12メートルの高低差がある、崖を見つけました。この崖は3つの段差に分かれていて、生物があまり付着していない下の部分は、比較的最近、つまり去年元日の能登半島地震で、形作られたものと考えられます。また崖の位置も地震の震源域にあり、最大震度7の揺れを引き越した活断層の一部が、海底に露出したものとみられるということです。映像での撮影に成功したのは、今回の研究グループが初めてです。