大切な五郎島金時を守ります。農作物の盗難被害を防ごうと生産者と県警によるパトロール隊の出発式が金沢市で行われました。８月から出荷が始まった五郎島金時。加賀野菜の一つとして人気が高まる一方、盗難被害が懸念されるため、毎年、収穫時期に合わせて県警と生産者で合同パトロール隊を結成しています。１０日は、ＪＡ金沢市砂丘地集出荷場で出発式が行われ、金沢西警察署の署員や生産者などおよそ３０人が参加しました。生産者は県警と連携し、情報共有しながら毎日当番制で畑の巡回パトロールにあたるということです。県警によりますと今年県内で発生した農作物の盗難被害は、８月末時点で７件に上るということです。