先進国から排出された電子廃棄物を素材にアート作品を制作する美術家、
長坂真護さんの個展が来月から福井県の美術館で始まります。
それを前にきょう報道陣向けの会見が開かれました。長坂真護さんは福井県出身で、
来月、福井県あわら市の金津創作の森美術館で個展を開催します。
地元での個展は今回が初めてです。長坂さんはガーナのスラム街で、
先進国が捨てた電子廃棄物を燃やして生計を立てている人たちと出会ったことが
きっかけで創作活動を始めました。会見の後、廃ペットボトルを使用した
直径2.3メートルの球体、「MoonTower」が公開されました。
またガーナのスラム街にある駄菓子屋さんをモチーフにした作品を制作する様子が
公開されました。個展は来月18日から12月14日まで開催され、
初日には長坂さんによるギャラリートークが行われる予定です。
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福井の美術家 長坂真護の世界
(金)