過疎化が進む被災地・奥能登で、仕事を選ぶ際の選択肢を広げてもらおうと、14日、石川県輪島市の小学生を対象に出前授業が行われました。
出前授業は、トイレットペーパーなどの家庭紙を扱う大阪の専門商社アストが企画し、輪島市の小学6年生約60人が参加しました。
アストは子どもの支援活動に力を入れていて、今回のテーマは仕事。人口減少が深刻な奥能登で、普段触れ合う機会が少ない業種にも、目を向けてもらうのが狙いです。
子どもたちは「なりたい」ではなく「好きなこと」や「得意なこと」という観点で仕事を考えます。そしてさまざまな業種が書かれたカードや、アスト社員からのアドバイスを通して、自分の将来像をイメージしていました。
アストは今後も小学校などで、こうした出前授業を行っていく予定です。
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「好きなこと」で将来像イメージ 被災地でキャリア教育
(土)