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金沢・長町獅子舞 6年ぶりに復活

金沢市長町地区で伝統の加賀獅子舞が6年ぶりに復活し、地元の文化祭で小中学生17人が勇壮な演技を披露しました。

16日午後、棒やなぎなたを持った子どもたちが集まり、本番前の最後の練習を始めました。金沢市長町地区では江戸時代から続く加賀獅子舞を毎年、地元の文化祭で披露してきましたが、高齢化やコロナ禍の影響で2019年を最後に途絶えていました。しかし保存会で復活を望む声があがり、今回メンバーを募って小中学生17人を含む30人以上が集まりました。

午後2時すぎ、長町公民館の前でいよいよ本番が始まりました。加賀獅子舞は棒やなぎなたを持った子どもたちが、獅子に立ち向かって仕留めるという、金沢伝統の民俗芸能です。訪れた人たちは子どもたちの勇壮な演技に大きな拍手を送っていました。

今年は公民館の前だけでしたが、保存会では来年長町武家屋敷跡でも演技を披露し、外国人観光客にも伝統芸能を知ってほしいと話していました。