安全に車を運転する能力が備わっているか。高齢者が自分で確認する方法が注目され始めています。
石川県警の安全運転能力チェックは金沢市で行われました。監修したのは、この分野の研究を続けている、北陸大学の坂口雄介助教です。
2日は金沢市の森本地区に住む、68歳から86歳の高齢者が集まりました。参加者は目のピント調整にかかる時間や、視野の広さを確認しました。ブレーキとアクセルを踏みかえる足首や足の指の動き、反応の早さも確認しました。
高齢者の運転が主な原因の事故は、2025年に入り県内で393件発生し、2024年の同じ時期より46件増えています。また2024年の同じ時期より3人多い、12人が亡くなっています。
県警は今後、安全運転能力チェックの方法をホームページで公開し、高齢者の事故防止につなげたいとしています。
NEWS
高齢者の事故防止 簡単!安全運転能力を自分で確認
(水)