能登地域では地震で被災し、今も断水が続いている地域があります。こうしたなか珠洲市で家庭ごとに生活排水を循環利用するシステムの実証実験が始まりました。
この実証実験は珠洲市と水循環システムの開発を行う東京都のWOTAが共同で実施しています。
今回、断水が続く珠洲市内の約10世帯に導入された「WOTAUnit」は、風呂やキッチンなどから出る生活排水を家庭ごとに微生物や塩素などで浄化し、再利用するシステムです。
不足した水は雨水などを補給することで上下水道インフラに頼ることなく利用できます。
こちらの夫婦が住む珠洲市宝立地区の山あいでは、未だに水道が復旧していません。
システム導入により、飲用水が確保できたことから、2人は避難先の金沢市から戻ってきました。
このような家庭ごとの分散型水循環システムを既存のインフラと組み合わせることで、災害時の広域断水リスクの軽減や人口が減少する中での新たな水インフラモデルとして活用が期待されます。
実証実験は、2027年3月まで行われます。
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珠洲市の断水地域で水循環システムを構築
(木)