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12月20日は「ブリの日」

キョーシリ

きょう12月20日はブリの日です。旬の時期ではありますが、なぜこの日なのでしょうか。
深い理由があります。
12月の異名・師走の「師」の字と、「鰤」のつくりが、同じです。
そして、20が、ぶ・り …こじつけです。

ブリは出世魚として知られていますが、改めて確認してみましょう。

北陸では、地域によって違いはありますが、だいたい20cmまでを「ツバイソ」や「コゾクラ」 40cmまでを「フクラギ」 80cmまでを「ガンド」 それ以上が「ブリ」と言うようです。

これが、関東や近畿だと、さらに呼び名が変わります。
デジタル大辞泉によりますと、関東地方では「ワカシ」→「イナダ」→「ワラサ」や→「ブリ」
近畿地方では「ツバス」→「ハマチ」→「メジロ」→「ブリ」(※デジタル大辞泉より)
それぞれ、たどる経路は違っても、最後はブリにたどり着くのが面白いですね。

そんなブリの今シーズンの水揚げの見通しですが…、県水産総合センターによりますと、11月から3月までの寒ブリの水揚げ予測は「854トン」で、平年(614トン)を大きく上回りそうだということです。
出足は遅かったが、今週月曜日には宇出津港でおよそ600本が水揚げされるなど、ここにきて豊漁の兆しが出ているということです。年末年始、お手ごろ価格で買えると良いですね。

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