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能登かきの魅力

キョーシリ

国内のかき養殖は、広島県では江戸時代にはすでに行われていたという記録があるそうですが、県漁協七尾西湾出張所によりますと、七尾湾でかきの養殖が始まったのが大正に入ってからと言われています。

七尾湾の西、七尾西湾が養殖ポイントになっています。波が穏やかなことに加え、周りには山林があって、川を通じて養分が流れてきてエサのプランクトンにも恵まれている、こうした地理的条件が、養殖をやるにはピッタリだったそうなんですね。

最新の2017年のかきの水揚げ量を調べてみました。
全国の水揚げ量は、17万3900トンですが、この半分以上が広島県です。多い!以下、宮城、岡山と続き、石川県は9位です。水揚げ量だけでいうと、全体の1%程度です。
しかし、能登かきは、肉厚の身と濃厚な味わいが特徴でブランド化がすすめられています。ほかの産地では出荷まで2~3年かかりますが、恵まれた環境で育つため1年で出荷できるのも特徴です。旬の今の時期にぜひ食べておきたいですね。能登かきについてご紹介しました。

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