焼失 輪島 人間国宝の復興

【放送日時】

2025年5月3日(土・祝) 午後1時30分~2時

 

【制  作】

北陸朝日放送

 

【番組概要】

2024年の能登半島地震で被災し、工房や道具そして材料など、全てを失った沈金の人間国宝、前史雄さん。落胆や喪失感の中、避難先で前向きに作品制作を再開するまでを追ったドキュメントです。

 

-委員意見-

▽職人の技と復興への静かな情熱が伝わってきた。番組を見て勇気づけられる人が多くいると思う。

▽伝統工芸の技術や意義にもしっかり触れ、単なる復興の物語にとどまらない深いテーマ性を感じた。

▽工芸に詳しくない人にも分かりやすいよう、前さんのこれまでの取り組みや作品も併せて盛り込めばよかった。

▽職人にとって道具を失う事の深刻さが「のみが8本で、出来る範囲で」と表現されていたが、8本が極端に少ないという説明もあればよかった。

▽HABでは工芸の番組を数多く制作しているので、タイトルをシリーズ化すればわかりやすい。

▽いろんな人が復興への道を歩んでいるので、多くの方の姿を取り上げてほしい。

 

HAB放送番組審議会

前田昌彦委員長、山岸大成副委員長、表谷千賀委員、中 乃波木委員、徳野新太郎委員、田町雄豊委員、中村雅代委員、高田康子委員

(※高田委員は、リポート参加。)