いま、テレビの役割を問う~地域に貢献するメディアであり続けるために~

委員から、テレビは市民が知るべき情報、日常生活に不可欠な情報を正しく提供する責任があるとした上で、以下の意見が出された。

 

-委員意見-

▽災害時にデマ、不正確な情報が流れることがあるが、テレビの正しい情報が、市民の行動の判断材料になる。緊急時ほど、テレビの存在意義がある。

▽行政の支援制度など、必要だが知らないこともある。市民が知るべき情報として、常にテレビで取り上げるべき。

▽子どもたちの育成にもテレビの役割は大きく、様々な情報を届けることで、子どもたちのやりたいことが見つかり、夢が持てるのではないか。

▽テレビの最大の強みは”地域密着”であり、ローカル視点の情報を集めて番組を制作して全国や世界に発信すると、観光客の増加や移住、雇用創出につながって、地域貢献になるのではないか。

▽スポーツ中継や地域の文化などの様々な映像は、私たちの関心や興味を引き起こす力がある。多様性のある情報発信が公共的役割で、地域に貢献することではないか。

 

HAB放送番組審議会

樫見由美子委員長、山岸大成副委員長、表谷千賀委員、前田昌彦委員、中 乃波木委員、手島シークリンデ委員、徳野新太郎委員、田町雄豊委員

(※中委員は、リポート参加。)