テレメンタリー2025 カメラを止めた、あの日-被災者を撮るということ-

【放送日時】
4月7日(月) 25時58分~26時28分

※『テレメンタリー2025』は、全国放送

【制  作】
北陸朝日放送

 

【番組概要】
能登半島地震の取材中に被災者から怒りの声を浴びた駐在カメラマンが、被災者の心情と、伝える使命とのはざまで葛藤し、答えを見つけようとする様子を取材した番組。

 

-委員意見-
▽つらい思いをしている人の生の声が重く伝わってきた。報道とプライバシーについて考させられた。
▽カメラマンの「取材で人を苦しめて悪いことをしているんじゃないか」という葛藤が重く伝わってきた。
▽被災者の言葉をきっかけに、困っている住民を助ける姿、気持ちに感動した。
▽カメラマンの生い立ちや報道の職を選んだ理由に触れると、彼の人間性や伝えることへの思いを深く理解できたのではないか。
▽「撮影して残さなければ」と思う理由が描かれていたら、「撮影は金儲けか」といった被災者の声に答えられたのではないか。
▽伝えること、声を聴くことの意味と重みを考えさせられた。被災者の心の声に耳を傾け地域に寄り添った報道を続けてほしい。

 

HAB放送番組審議会
前田昌彦委員長、山岸大成副委員長、表谷千賀委員、中 乃波木委員、徳野新太郎委員、田町雄豊委員、中村雅代委員、高田康子委員 (全委員出席)